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時代と場所によって違う「太陽の花」

古代世界と現代世界の認識の違い

向日葵とヘリオトロープ

大昔、古代ローマ帝国が健在だったころ、「太陽の花」と言えば名前が示す通り「ヘリオトロープ」の事でした。大変良い香りのする花です。今でも、重要な香りの要素の一つになっております。もっと近代に近くなって、北アメリカから向日葵がもたらされると、こちらがヨーロッパでも

「太陽の花」として認識されるようになりました。こちらは、油を採る為の重要な作物として

栽培されております。もしかすると、あと数百年でまた「太陽の花」の定義が変わるのかもしれません。